3回目のセッション。まずウェストをひねって腕を伸ばして伸びにくい方向を確認。(私の場合は右だった。)
まず右側から肋骨の脇の筋膜を伸ばしていく。胸の下、脇の下、けっこう下がっているものを、あげていく感じでぐいぐい押していくのに痛くない不思議な触れ方。安心感。密接感。あるべきものをあるべき場所へ。
ポジションについて。
立ち位置にしても、グラウンディングにしても、自分がどこにいるのかという無意識と出会う必要がある。
からだという全体の中での自分の位置はまず、自分がどこにいるのか分からなければ(体感していかないと)定まらない。全体を感じている無意識の感覚。
重力について。
人間の体は重力に抗うシステムだと知って、荒川修作のやりたいことが少しわかったような気がした。セッションが終わったあとは、内蔵が軽くなった感じ。自分の体との一体感がある。
胸のあたりが軽くなった。視界が広がった。部屋が広く感じられる。部屋の奥行きが感じられる。
姿勢の写真を撮ると自然に肩が下がっている。背中がまっすぐになってる。一目瞭然。びっくり。自然にまっすぐな姿勢になっているのが自分でもわかった。
※ロルファー注釈
空間への広がりをとても感じていました。重力が加わり、反力が作る自然にまっすぐに立っていることにすごく感動していました。自由と自然の違いの話をしました。頭では曖昧でしたが、身体にはそれがわかっているようでした。