こんばんは。
コロナによって生じたソシアルディスタンスは、それまでの社会的距離感から少し人間の身体を離しました。
例えばパーソナルスペースという言葉あります。
親密距離 0〜0.45m、
個体距離 0.45〜1.2m、
社会的距離1.2m〜3.5m、
それ以上を公衆的な距離とされてきました。
それがコロナによって、この距離感がさらに徹底された感があります。
さらに、
社会的距離1.2m〜2.1mが会社の上司や同僚など、
2.1m〜3.5mがお客さまや初対面の方、
と細かく規定され空気感で行っていた身体感覚をより言語を使用し説明や対話力が必要になり、
接触自体をやめリモート環境を通じた間接的な距離感などが推奨されてしまいました。
この急な変化に違和感を感じる人、逆に楽になった人、色々あったと思います。
元々、日本は、満員電車とか、お祭り的なものとか、人と人との距離感が近い社会でありましたが随分とスペースが広がった気がします。今後のニュースタンダードのパーソナルディスタンスは、どういう風になっていくのか、興味深いものです。
新しい皮膚感、空気感が生まれ始めています。
またzoomなどオンラインでのやりとり、打ち合わせも慣れてきた面もありますが、普通の打ち合わせより、やや疲れる気もしますし、
出かけなくていいので楽な感じもします。今後の身体の距離感、社会や家族のスペースのあり方が問われます。
僕らボディワーカーは、普段からクライアントのパーソナルスペース内に入って仕事をしていますので、
距離の取り方は以前から意識的に気を使う要素の一つでした。場の構築には、空間的な距離感は大事な要素の一つです。
今後のセッションのやり方にも、色々試行錯誤しつつ、対応中というところではあります。
何を受け入れて、何を刷新し、何を手放し、何を獲得するのか、
使用ツール含めて、再検討の部分と、変わらない部分と、両方あります。
さて今日は久しぶりに制作の打ち合わせをしてたのですが、
天気が良かったので、渋谷に新しく出来た宮下パークの屋上の芝生で行いました。
場所や距離感は変わっても居心地の良いのがいいですね。
今日はいいアイデアも色々出てました。
宮下パークは渋谷のホットスポットではありますが、
まさか渋谷でビーチバレーが見れるようになるとは思わなかったです。