セッションをするようになってはや、6年目。ロルフィングのセッションには、プロの方も多数訪れます。
僕の所の来た例でいうと、スポーツだとバレーボール選手、バスケットボールの選手、プロゴルファー、サッカーなど。また剣道や格闘技、またバレエやダンサー、身体表現、パフォーマンス、俳優の方とか、声楽家、歌手、アーティスト、クリエイターの方とか多いです。そういう何かしら表現系の方が多いような気がします。
どこか痛めて、故障して来られる場合もありますし、新しい表現の引き出しを求めて来られる場合もあります。技術や技能の下地になる身体の可能性を開くということは、その上に乗っかってくる技術や技能が、キラキラと蘇ってくるのでしょうね。その辺りは引き出しをたくさん持っている方の方が、色々と感覚知覚的な得るものがたくさんあるような気もします。
統合の持つパワフルさが、その人の強みを生かしていくという部分が難しいのですが、そのあたりはセッションというやり方で話し合いながら使えるコンテクストを発見、引き出していくという姿勢で取り組んでおります。
競技やフィールドという場、それと有機体とのダイナミクスな調和が、頭の中のイメージや身体の中で溢れてくる固有の感覚と如何に繋げていくか、考えると難しいことですが、これが身体だとスッと分かってくる場面があるのです。身体知性の素晴らしい所です。