ロルフィングを受けてみたいと思った時に、どのロルファー(注1)のセッションを受けるか悩むことがあると思います。これに関して少し書いてみたいと思います。
現在、日本のロルファーは100人を超えました。東京や大阪のような都市部ではロルファーが複数おり、口コミサイトとかないので、どのロルファーにセッションして貰うか悩むことがあるでしょう。複数回通うことになるので、自分に合うロルファーを見つけ、セッションにおいて安心が出来て、なるべく心理身体的なストレスの少ないことがセッションの質に繋がると思います。
一番大切なのは、あなた自身の希望です。何のためにロルフィングを受けるのか。この部分を明確にしていくと、必然的に受けるべくロルファーは見えてくるかもしれません。ロルファーにも個性がありますので、サイトを見たり、またメールしたりして、どんなロルファーか、自分と合いそうか?をチェックしてみてください。有名だとか、近いから、ロルファーのグレードということということだけでなく、一対一の身体に触れるセッションですので、生理的に大丈夫か、いい関係の作っていけそうか?という視点を忘れないでいて欲しいと思います。
もう1つ大事なことがあります。10シリーズは目的や手順は共通ですが、解釈や手法は、各ロルファーごとに違いがあり、セッション内容は、ロルファーによってかなり違うものになっていると思います。例えば、施術での触れ方、圧のかけ方、セッションに関する考え方、そしてセッション料金やセッション時間など、ロルファーごとに違います。
質問に関しては、どのロルファーも問い合わせには真摯に答えてくれるはずですので、気になる点は質問して、クリアになってからセッションに臨んで貰えればと思います。個人セッションですので、お互いにとっての出会いです。
でも大体、ロルフィングを受けようと思った時は、きっと相応しいロルファーと出会いがあると思います。10シリーズを受けるのはきっと、一生に一度のことだと思います。あなたの無意識、右脳の、ピピビっていう直感が合ってる、そんな気もします。
参考
日本ロルフィング協会の公認ロルファー一覧ページへ
http://rolfing.or.jp/rolfer.html
なお
一般的な例として協会のサイトのものを転載しておきます。
Q3: ロルファー選びのポイントは?
A3: いざロルフィング®を受けようと思われたとき、次に迷われるのは「ロルファー選び」かも知れません。「ロルファーの選び方」として、資格の有無以外にも、長期間の通いやすさ、場所、金額、ロルファーとの相性、など、いろいろなポイントから考慮することができます。人によっては、10回通うにあたり、費用面が気になる方もいれば、そうでない方もいます。
この際、ロルファー資格のバリエーション(Advanced Rolfer™やRolf Movement™ ) や経験年数は参考にはなりますが、それはロルファーとしての優劣を決定づけるものではありません。資格の有無や経歴年数に関わらず、各ロルファーは、それぞれに異なる経歴や背景、技術を持ち、ロルフィング®のスタイルや考え方などにも、十人十色の個性があります。
検討されている段階の方にとっては、事前にそれを把握することは難しいのですが、各ロルファーのウェブサイトを見たり、メニューに体験セッションなどを用意しているロルファーなら一度受けに行ってみる、電話やメールで相談してみるなどして、感触を確かめてみるのも1つの手かも知れません。いづれの場合も、まずは「この人なら身体を任せられそう」という感覚があることは大切です。
※ロルファーとは ロルフィングを行う施術者のこと。