ロルフィングを受けると背が伸びますか?という質問を受けることがあります。
ロルフィングの10シリーズでは背を伸ばす為の施術ではありませんが、実際には殆どの方が背が高くなってます。
その方にとって楽で自由な姿勢になると、姿勢も良くなるし、関節の状態、上半身と下半身の連動、重力を受け取り、体全体がリフトされた状態に変わるので、今までの制限がなくなり、以前より背が高くなることが多いのだと思います。
これは気のせいではなく実際に高くなります。それは年代に関係なく、30代でも40代、50代の方でも。(特に意識されてない方でも1〜2センチ。僕は3センチほど大きくなりました。)正確には伸びるのではなくて、本来の自分の体を取り戻している。本来の姿勢を取り戻している感じです。
ここで知って頂きたいのは、「体というのはいつも同じ状態ではなく、日々変化している」ということです。 変化する中で固める癖をつけることもできるし、またつけてしまった癖を外すこともできるのです。
なせかというと、我々人間の体は、テンセグリー構造と呼ばれるテントのような構造で出来ていて、いつもバランスをとってるのです(これはまた別の機会に書きます。)このバランスを取っている装置(?)が変化すると、状態が変わっていきます。このバランスをとっている役割が体中を繋いでいる筋膜です。筋膜が変わると体の状態、姿勢が変わっていくのです。
身長のことを言えば、ずっと背伸びしていればいいんですが、ずっと背伸びしてるの大変ですよね。
体を変えるというのは無意識を変えることなんです。無意識だから楽なんですね。