第8回は、いままでリリースした部分を繋ぎ合わせる統合のワークで、今回と次回で、上半身、下半身をそれぞれやるということでした。ボディリーディングの際、椅子に座っているのと、立っているのとで、どちらが呼吸がしやすいか聞かれました。この日の私は、座っていたほうが、酸素がたくさん入ってくる感じだったので、下半身へのワークを打診され、同意しました。理由を聞くと、座った状態は足の影響を少なくなるので、その状態の方が呼吸が楽ということは足に何かしらあるということだそうで、「なるほど。」と思いました。
まず、足を左右に動かしたり、足首を動かしたりしました。そんな中で、左足首を内側に曲げる動作がとても硬く、動きが悪いことに、初めて気付きました。体の左側は、違和感を感じ続けてきましたが、もしかしてそれは足元からそれは始まってかもしれません。
次に仰向けになり、片足だけ膝をたてた状態で、ひざやスネあたりからワークが始まりました。左脚全体へリリースされた時、いままでになく、違和感を感じました。それもそのはず、左脚の筋膜は、かなり混線していたようです。
それから、足首の外側あたり、ここはちょっと痛かったです。日頃歩く上で、きちんと動かしていないらしく、凝り固まりがたくさんあったようです。左脚が終わった後、足の関節の連動をよくする動きの練習。最初出来なかったけど段々出来るようになりました。
そしてうつぶせになり、脚や臀部のリリース。
最後に、いつもの仙骨へのワークで終了。
終わってから、立って歩いてみると、足首がしなやかになり、足の関節が連動して軽やかに歩くことが出来ていることに気付きました。足首が硬いことが、全身に影響が来ること。そして「動き」はコーディネーションがよく動くことによって成り立っていることを実感したセッションでした。