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ロルフィング体験談:小田さやか様(俳優)

 

 プロフィール


フリーの俳優として、舞台を中心に幅広く活躍。

稽古中の無理な動きが原因で、起き上がれないほどの肩の痛みに悩まされる。これを機に、全身のメンテナンスの必要性を痛感し、ロルフィングと出会い、10シリーズを受講。

ロルフィングって、一体何? マッサージとは違うの? そんな疑問を持つあなたへ。俳優・小田さやかさんの体験談から、ロルフィングの魅力に迫ります。

 

体験談

 

Q:10シリーズの感想をお聞かせください。

A:10シリーズを通して、全身の変化を実感しました。具体的に「ここがこう変わった」と説明するのは難しいのですが、全体的な体のバランスが良くなり、動きの質が向上しました。全身の感覚が研ぎ澄まされ、地に足がついたような安定感を得られました。

日常生活では、姿勢が改善され、特に歩行時の姿勢が大きく変わったと感じています。また、以前よりも無理をしなくなったことも大きな変化です。例えば、「背中が丸まっている」と感じた時に、無理に背筋を伸ばそうとすると、他の部位に歪みが生じていました。10シリーズ後は、体がニュートラルな状態を保てるようになり、歪みが解消され、より自然に歩けるようになりました。フラットな状態こそが、私にとってのベストな状態だと感じています。

俳優として体を動かす際にも、意識の持ち方が変わり、体のポジションをより強く意識できるようになりました。空間認識能力も高まり、これまで意識していなかった部分にも気づけるようになりました。

10シリーズは、各セッションが非常に印象的でした。施術後の感覚が体に馴染んでしまい、以前との違いを明確に思い出せなくなってしまいましたが、体がよりフラットになったことは間違いありません。

特に6回目のセッションでは、視覚的な変化が顕著でした。自分の体や周囲のものが立体的に感じられ、「周囲との繋がりの中で自分が存在している」という安心感を得られ、個として充実した感覚を味わいました。ロルフィングは本当に不思議です(笑)。

 

Q:ポスト10セッションはいかがでしたか?

A:10シリーズは一連の流れが決まったプログラムですが、ポスト10セッションは、10シリーズ後の体の状態に合わせて、個別に調整してくれるメニューです。私の場合は、体の重心が上半身に偏りがちだったので、グラウンディングを強化し、首や肩の詰まりを解消して、体のバランスを整える施術をしていただきました。また、発声に関する悩みにも対応していただき、体全体を使った発声ができるように調整していただきました。具体的には、声帯や舌骨周辺、胸郭や頭蓋骨からの響きを意識した施術や、横隔膜を安定させる運動を取り入れていただきました。このように、細かな要望にも応えていただけて、大変満足しています。

俳優にとって体は楽器と同じです。声も動きも、舞台で最高のパフォーマンスを発揮できるように、常に調整する必要があります。怪我をしないように注意しながら、常にニュートラルな状態でいたいですね。

 

Q:ロルフィングを受けようと思ったきっかけは?

A:インターネットでモニター募集を見かけたのがきっかけです。

以前から肩の痛みに悩んでおり、背中に激痛が走ったこともありました。その影響で横向きでないと寝られないほど症状が悪化し、整体にも通いましたが、完治には至りませんでした。「全身のバランスが崩れているので、根本的に改善したい」と思っていた時に、インターネットでロルフィングを見つけました。現在では痛みも和らぎ、日常生活が楽になりました。

 

Q:ロルフィングの印象は?

A:最初は「悪いところを治療する施術」だと思っていましたが、実際は「全身の歪みを整える施術」であり、新鮮な驚きがありました。マッサージのように体をほぐすものだと思っていましたが、それとも少し違いました。

ロルフィングの素晴らしい点は、自分自身で体の調整ができるようになることです。顎の調整方法や歩き方など、自分で体を整える方法を教えていただきました。これらの調整方法は、他の人に教えたところ、とても好評でした。

 

Q:ロルファーTE2の印象は?

A:テツさんは、勉強熱心で知識欲旺盛な方だと感じました。私が曖昧な質問をしても、様々な角度から10個くらいの答えを返してくださるので、最初は面白くて質問攻めにしてしまいました(笑)。ロルフィングだけでなく、様々な分野を学ばれており、それらの知識が融合してテツさん独自の施術に繋がっているのだと感じました。