先日、赤ちゃんを診る機会がありました。
クライアントのお子さんです。
首の動き、寝返り、腹這い、方向転換、おちゃんこ座り、手と指の使い方の癖や、左右差等をチェックしていきます。20〜30分程のエクササイズで随分と動きがスムーズになりました。
特に足の母指球の使い方、膝の伸ばしてくる動き、仙骨、座骨の使い方を経験させると、どんどん動けるようになっていきます。
はいはい、つかまり立ち、たっち、足のアーチと足指の使い方なども今度やってみたいと思います。実はロルファートレーニングには、赤ちゃん向けも含まれているのです。ロルフィングは赤ちゃんから老人まで有効ですね。
さて、赤ちゃん時代に上記のような動きをしっかりすることは体の動きには大事なことです。体、骨と筋肉の成長には発達段階に応じて、経験して次にいくことが大事です。発達障害のインフォメーションだけネットで調べて不安になっているお母さんたち、姿勢や動きや表情をチェックしてみると、色々なことが分かることも多いかと思います。
大人になった方のセッションで、首、足、股関節などの動きや、足のコーディネーション等、色々なワークやムーブメントをしてもうまく出来ない時に、たまに赤ちゃん時代の上記のような動きを再体験して貰うことがあります。すると他の方法論よりも動きがコーディネーションが格段に良くなることがあります。頭で考えてやるとけっこう動けないものです。人間の体は面白いですね。