私たちは、自分の視点からしか世界が見えてません。発見してない(見ようとしていない)世界を見るためには、既存の視点から外に出るのがいい。
NHK Eテレで放送されているスーパープレゼンテーションが好きでよく見ます。少し前の放送でしたが、芸術家でTEDフェローのクリスティーン・サン・キムのプレゼンンテーションが素晴らしかったのでご紹介したいと思います。
彼女は生まれつき耳が聞こえません。「音」は彼女の人生の一部ではなく、耳が聞こえる人のものだと思うように教えられてきました。作品を作ることで、彼女はアメリカ手話と音楽が似ていることを発見しました。そして音とは耳からしか理解できないものではなく、触れたり見たり概念として経験できるものだということに気づいたのです。
このチャーミングなトークの中で彼女は、目を開き、耳を傾けて「目に見える言葉」という豊かな宝物を分かち合おうと呼びかけます。
私たちは、自分の視点からしか世界が見えてません。発見してない(見ようとしていない)世界を見るためには、既存の視点から外に出るのがいいと思います。もし現在の生活の中で、上手くいかないこと、手詰まり感があるとしたら、一度考えたい視点です。人間にはもっと可能性があると思います。
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