
Landing Sites
自分で体験してみるって本当に大事なんだ。言葉で知っているだけ、あるいはネットでなんとなく調べて分かった気になれる。世の中には、自分の体を使って、実際に自分で体験してみないと分からないことってたくさんあると思う。
写真は、岐阜県養老町にある養老公園内にあるアート施設。アーティスト荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の30数年に及ぶ構想を実現した、身体で直接体験できるアート作品でもある。
この作品はメインパビリオン「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つの部分から構成され、「楕円形のフィールド」には、「極限で似るものの家」を分割した9つのパビリオンが点在し、さらに、対をなす丘とくぼみ、148もの曲がりくねった回遊路、大小さまざまな日本列島などがつくられている。ここでは、皆さまが身体を使い、バランスをとりながら、私たちの身体の持つ様々な可能性を見つけることができる。ワーワーキャーキャー言いながら楽しめます。お薦めします。
養老天命反転地