TATOO YOU
タトゥーアーティストの大島托とフォトグラファーのケロッピー前田によるアートプロジェクト”縄文族”による展覧会「縄文族 JOMON TRIBE」を見てきた。縄文時代にタトゥーはあったのだろうか?と言う、いまだに答えの出ない太古の謎に実践的に彼らは取り組み、21世紀の日本における身体、太古の文様に秘められた未来のヴィジョン、縄文時代から受け継がれた生命エネルギーを表現したという。
会場にご本人がいらしたのでしばしボディ談義。文化における刺青カルチャーの価値や意識の変容、荒川修作や死なない身体などなど。
タトューによって人は生きている現実感に気がつくのだと。80年代以降、サイバーパンク以来描かれた未来にも、人間性の最後の砦はボディにあるんだなと。そして縄文の太古にも通じているのだと大島は言う。
人生は、クリエイティビティとアートに満ち溢れている。自分の中の違和感や不安定を手放して、新しい体を手にして、自分自身の人生をいくらでも表現して行って欲しい。ロルフィングで起きる体の変容もいつかアート表現にしてみたくなった、笑。