住むと身体の潜在能力が引き出され、人間は死ななくなるという極彩色の奇怪な建築物「三鷹天命反転住宅」。この建物を創り上げ、「人は死なない」と断言した男・荒川修作と、「死なない家」に住む人々の生命の記録を収めたドキュメンタリー。監督は自身もこの住宅の住人である山岡信貴氏、音楽は渋谷慶一郎氏、ナレーションは浅野忠信氏。
2005年に出現した極彩色の奇怪な建築物「三鷹天命反転住宅」。ここに住むと身体の潜在能力が引き出され、人間は死ななくなるという。この建物を創り上げた荒川修作という男の言葉から浮かび上がってくる、あらゆる知性が想像しえなかった衝撃の生命論が明らかにされています。
荒川さんが残した言葉で好きなのがこれです。
気配を構成しなおす。これはものすごく不思議なことだろう? 気配を構成しなおすって。何によって変えると思う。雰囲気によって変えるんだ。雰囲気は何によって変わると思う? 環境によって変わるんだ。そのすべては何によって変わると思う? 有機体によってかわるんだ。
さて、お粗末ながら僕も有機体を構成し直すセッションを、提供させて頂いています。環境との関係性、雰囲気や気配も変えていますね。
あ、僕も死なないつもりで生きています。子供ですから。