トーテムポールとは、元々北西沿岸部に住む先住民の多くが作る彫刻の柱のことで、先祖から代々伝わる神話や伝説、戦、婚姻、葬式など、その家の歴史を氏族と縁の深い人や動物などに表して柱に刻んだ「紋章」と考えられています。それはひとつではなく複数の紋章で表現されており、使用されるようになった経緯は代々口承によって伝えられています。
まず、ほとんどの場合で一番上に彫刻されているのがその一族の象徴となるものです。そして、トーテムポールに刻まれたリングの数が、所有者がこれまでに開いたポトラッチの回数を表し、一番下に刻まれていることが多いのが、ポールの所有者の家系の動物です。
社会学者のレヴィ=ストロースは「野生の思考」の冒頭で「野蛮人」と呼ばれた未開社会の人たちも世界をあらゆる角度から徹底的に研究しているのだと指摘します。世界観。全体性。
今全体性を失いつつある我々は、もう一度全体性に立ち戻る必要があるのではないかと思います。気がつくと考え方とか思考とか頭だけになってしまった。自分の立ち位置がわからなくなってしまった方。
我々が全体性を取り戻す為にも、体の全体性、ニュートラルを取り戻してみませんか?見える世界が変わります。