アデレード。20代前半に半年住んだ街です。
楽しかった記憶が沢山詰まっています。そこにはまた別の空が広がっていました。my another sky ^^;
最近はどんなだろうかと、ガイドブックを開くと、変わらぬ姿をのぞかせます。
南オーストラリア州の州都 アデレードは人口110万人を抱えるオーストラリア第5の都市。近代的なオフィスビルとクラッシック様式の古い建物が見事に調和する美しいこの街は、「世界で最も住みやすい都市」の一つにも挙げられています。また、豊かな自然に囲まれたアデレードは、数々のフェスティバル、芸術、スポーツ、ワイン、そして海も山も近く、自然と調和したスローなライフスタイルの街として知られています。
とベーシック情報が書いてありました。
なかなか良さげでしょう?
ワーキングホリデーという制度が出来てすぐの頃です。これ楽しそう!と直感的に思い、飛び込みました。熟考せずにやってみるというのが、僕の人生の前半のコンセプトですね。やってみないと分からないものは、とりあえず体験って感じです。
さてあの頃は、まだワーキングホリデーに関する日本語の情報もない頃です。更にインターネットもない頃です。こう書くとビックリする人も多いかもしれませんが、90年代半ばまでインターネットはそれほど一般的ではなかったのです。もちろんスマホもない頃です。苦労して情報を集め、苦労してアプリケーションフォームを書いたのを覚えています。
何故その街に行ったのか、今となっては分からないけど、結果的にはすごく良い選択でした。その後のライフスタイルの元型みたいなものが、あの頃作られた気がします。アデレードにいた頃に、考えていた夢。思い描いていた自分。その記憶がその後の自分のある部分を支えていて、現在に至る自分らしさに繋がって来ているそんな気もしています。
時間差はあるけれどその後の人生のどこかで、現実化して来ている気がします。あの頃見ていたanother sky。どんな色だったか。
また訪れてみたくなってきました。