テクノロジーや文明の力に依存する日常生活を私たちは生きています。
その中にいると自分の本当の能力に気が付かずに、生活や仕事に没頭してしまうことが多いと言えます。
目の前にある、しかしそれに気がつかずに生活しているのがよくある我々の姿です。
習慣という無意識になっていてなかなか気づくことが難しいですが、私たち一人一人にはさまざまな能力があり、うまく使われてない可能性が多いのです。可能性に気づくのは、認識だけでなく、ベースになっている身体的な基礎的な知覚かもしれません。新しい知覚、感じ方が新しい世界を感じさせてくれます。
身体にもうまく使えてない部分や感じる力を取り戻していけば、体を十分に使える方法は、沢山あるのだと思います。それはテクニックや意識的な心がけではなくて、体の癖や、機械的な動きのパターンの修正でもあります。また自分と調和した身体というスタンスに立てば動きの可能性や、痛みや違和感への対応は、一見別のベクトルに思えますが、ニュートラルというベクトルという点で、同じ線上のことになります。
自分の身体の持つ可能性を開いていくことは、あなたの中の宝物探しのようで、人生にとっての節目となるような特別な時間となり得ます。身体の動きの選択肢を増やしていく、可能性を開いていく時間、今年はチャレンジしてみませんか?