セッション5『腹部の空間の確保』
始めのカウンセリングでロルフィングではコア、一般的には『腹筋の辺りのインナーマッスルですね。』と吉田さんが言う。
インナーマッスルという言葉はよく聞いたことがあったし、自分でもどうにか意識出来るようにサッカー日本代表の長友選手がやっているような体幹トレーニングを見よう見まねでしばらくやっていた。
けれどインナーマッスルを意識することは出来ず、体幹が鍛えられているのか分からずにいました。
セッションが始まり、まずは左側からやってもらう。
腹斜筋や腹横筋といったお腹の横の筋肉の空間を意識してなかったので縮こまっていた。
その空間が拡げていくような感覚。
身体の左部分の空間がどんどん拡がっていき気持ちも余裕が出てきて穏やかになっていく。
左足が伸びていく感覚もあった。
実際に足を伸ばしてみると本当に左足だけ伸びている!
左側が終わって
『1度立って歩いてみましょう』
ゆっくり立ち上がると感覚的に左の方が広くアンバランスな感じ。
歩いてみると左足だけ腰より上の辺り(肋骨の下辺り)で歩いてるような感覚になる。
アンバランスな感じで少しヨタヨタした感覚だったので右側もお願いする。
右側も終わり、再度歩いてみると…。
実際に空間が拡がっているので歩きやすい!
いつも足で歩いているのが当たり前だったけど今は胸から動いて歩いているように感じる。
良くモデルさんとかが言っている『胸から歩くような感覚で歩く』というけどその感覚を初めて味わった。
セッションを受けてからまた少し歩幅が大きくなってそれによって大きく細やかな動きを意識するようになった。
いつもより伸びやかになったので気持ちにも余裕が出て今まで気づかないようなことにも気づけるようになった。