先月大阪に行った時に万博記念公園に足を伸ばした。ご存知の通り「太陽の塔」を見に行ったのだ。久しぶりに見たけど、やっぱり太陽の塔は太陽の塔で、存在感も迫力もあった。
思えば岡本太郎には縁がある。岡本太郎美術館は、出身の川崎市にあるし、渋谷駅には「明日の神話」があるし、そしてセッションルームのそばにあるのが岡本太郎記念館。さらに近くの旧こどもの城前には、「こどもの樹」が今もある。
岡本太郎は体に関して、こんな言葉を残している。
ー人間だれでもが身体障害者なのだ。
たとえ気どった恰好をしてみても、
八頭身であろうが、
それをもし見えない鏡に映してみたら、
それぞれの絶望的な形でひんまがっている。
しかし人間は、切実な人間こそは、
自分のゆがみに残酷な対決をしながら、
また撫でいたわりながら、人生の局面を
貫いて生き、進んでいくのだ