ロルフィングでは、色々な変化を経験しますが、代表的な変化に視覚的な変化が起こります。
視覚的な変化というのは大げさにいうと、見える世界が変わるということです。
見える世界が変わる。
そんなことが起こったことのない人にとっては、「ふーん」という感じですが、僕の場合、ずっと制作をやってきて、画面の中の世界を変貌させることは慣れていたのですが、目で見える世界が変わることは、当時大衝撃でした。
制作で創造していく記号的な差異、イメージ的な差異の比ではなく、個人の知覚の中に、新しい身体の体感がズブズブと入ってきたのです。
驚きというよりは、不思議だった。
昔、ユーミンは「目で見える全てのことはメッセージ」だと言いましたが、
この違うものが見え出した僕には、当時ものすごいメッセージが届いた気がました。
世界が変貌し、世界と自分との関係性がぐるぐると変化し出したのです。
声にならない位の驚きを持ってロルフィングと当時、出会ったのです。
これって広告を作るよりもずっと面白いのではないか!制作の仕事に飽き飽きしていた僕はには、一気にロルフィングに恋に落ち、これは取り組むに値する素晴らしいものなんじゃないだろうかと。思ったのでした。
体の変化は、内的な体験なので、個人個人の知覚に依存するらしいです。
クリエイティブに従事する方々、発想に行き詰まったら、いち早くロルフィングを受けることをお薦めします。
姿勢とか、健康とか、動きとか、抜きにして、知覚的な体験としてあたなのクリエイティビティーを大いに刺激してくれることでしょう。