ロルフィングでは、アウェアネスを大事にしています。意識的な気づきという風に訳されますが、ビジネスの側面で使われる、気づきと学びというような概念の時の気づきとは少し違って、偏りのない意識的な気づきみたいな言葉です。なのでカタカナでアウェアネスと書くのでしょうね。
イメージで言うと、シェードランプの電気が付いていることに気がついていることを、説明できる状態。
或いは、自分がある種の感情を持っている(怒り、喜び、鬱など)」ということに気がついている状態。それを言語で報告できる状態。
或いは、自分がそこに存在していることに気が付いている状態。今に対して無意識ではない状態。
気が付いて、説明できること(自己認識があること)を意味します。
結構難しいですね。
人間は自分の脳内で行われている処理であっても、そのすべてに関して気づきを持っているわけではありません。むしろ逆にほとんどの処理は気づきを伴わず無意識のうちに進行しています。
アウェアネスの体験を共有していく。このことがどれだけパワーがあるのか、
僕自身、こうしたアウェアネスが自分に次々に押し寄せるようになったのは、ロルファーになってからだった気がします。人生をダイナミックに生きたい人にお勧めしたいボディワークです。