こんばんは。
昨年10月に、岡本太郎の生涯を辿る講座に出てました。
日本に戻ってきてからの彼の軌跡、人となり、を知ることが出来ました。
出身地に岡本太郎美術館もあり、今住んでるサロンの近所に岡本太郎記念館があり、渋谷駅には明日の神話が飾られています。何かと、身近に感じるアーティストです。
これまで断片的だった情報が5日かけての講座で岡本太郎知識が統合されました。
岡本太郎は、アーティストですが、本も結構残しています。
この本は比較的後年に書かれた書き下ろしで、当時リアルタイムで読んでいます。
すっかり共感、シェア社会になってしまった今の方が、こういう感覚が大事なんじゃないだろうか。
そんな思いもしてきます。
毒を認識して吐き出していくか、毒を見なかった振りをするのか、
それによってその人の人生は大きく変わって来そうです。あなたという意識が、消滅していくか、生き残るか。生命を超えての大きな物語があなたの人生でも進行中です。
自分の現実感から世界を見ていくこと、
地に足をつけて自分の軸から世の中を見ていくこと、
自分の人生を生きていくこと、
どれも自分の人生を楽しくしていくためには、
必要なことかもしれません。
自分の中に毒を持て―
あなたは“常識人間"を捨てられるか
1993年に出した文庫本の新装版。亡くなる3年前に書き残した。
今を生きる人々を叱咤激励している。自分の人生を振り返って、この世に生まれ出た瞬間から(覚えているわけではないだろうが)、小学校時代、パリ留学時代、今日に至るまでを「決められた枠にはまらずに、自分の思いを爆発させ続けてきた連続だ」と言う。
「集団に馴染むために個性を殺すな。1人ひとりが本気で考え、自分の思いを爆発させなければ、世界はつまらなくなる」。
何かを生み出すためには、自分を追い込むことが必要だ、という言葉は芸術家として生き抜いた著者の叫びだ。
数々の前衛的な芸術作品に込められた熱く厳しいメッセージが伝わってきて、勇気づけられる。