まだまだ寒さが残りますが、12月に続いて高尾山を散策してきました。
この時期はオフシーズン?なのか、人も少なくてゆっくり自然を堪能できました。
そして春を告げるような小さい植物たちと出会いました。
ハナネコノメは、山地の渓流沿いの岩場や湿った林のふちに生える多年草です。その名が示す通り、ひときわ美しい花を咲かせます。茎の先には小さな花が2〜3個つき、花びらの代わりに4枚の白い萼が優雅に広がります。その中心には、紅色をした8本の雄しべが顔を出し、白と赤のコントラストが鮮やかに映えます。山の中で静かに美しさを放っています。
ヤマルリソウも目を引く花です。高い位置で繁茂し、紫色の花が目を引きます。その姿は、まるで山の女王のようです。高尾山の山道を歩いていると、ヤマルリソウの優雅な花が道端に咲き誇り、心を和ませてくれます。
冬と春の間にはこんな小さな植物たちが春を告げてくれます。
今日はこんな曲を聞いています。