読書会に参加しています。今日はヘルマンヘッセの短編「詩人」を読みました。
とある中国の詩人になる夢を持った青年と彼の師となる完全なことばの師との物語です。物語で、師は、彼に詩ではなく、琴、そして琵琶、最後に笛を熟達させてから、最後に詩を教えました。やがて彼は、天と地が一瞬間完全な音楽に溶け合って響くような自由な詩を書き上げるまでに成長していきました。そんなとある達人、仙人になる物語。
さて、時代は進み。一人が頑張る時代から、コラボやシェアの時代となりました。琴、琵琶、笛をそれぞれがユニットで一緒に奏でる、自由という名前の曲がありました。ハーモニーを楽しみながら、これはこれで、時空を超えていけそうな気がします。