今現在の日本で、100歳まで生存する人の割合は、男性=1.645%、女性=7.037%ということです。
先進国では、人生100年時代到来、日本人は長生きするように言われています。確かに体としては生きるようになりました。しかし、言葉や思考、生き方、在り方は、まだまだ遅れている気がします。 現実的に100年生きることを想定した人生設計、ライフスタイルが必要とされてきています。
人は1つの物語で生きて行くだけでもなくなってきています。第2の人生、第3の人生。色々な生き方、色々な楽しみ方、色々な関係性を楽しめることが大切な世の中になって来ました。自分という在り方を創造できていく人は、幾つでも人生を送れるとも言えます。
ボランティアを始めて、老人ホームを訪れるようになって、老人たちと多く接するようになって、持続可能な自分がいかに大切か思い知りました。在り方。生き方。ライフスタイル。
さて、百年生きていくあなたのために必要な知識や体験はどこにあるでしょうか?それはあなたの外にあるでしょうか?
ある程度は外にあります。でも外にあるものはせいぜい半分までです。あとの半分はあなたの中にあります。外の知識だけでなく、あなたの内的体験、内的経験によって、つまり気づきによってあなたの叡智はもたらされていくのです。外を探していても探し物は外には見当たりません。
あなたの中とはどこでしょうか?それはあなたの心と体、そのもの全てにあります。あなたが自分の全体性に出会う時、それはあなた自身が幸せになるということです。
体にはたくさんの叡智があります。何故なら、体には、意識だけでなく無意識があるからです。無意識と出会うということは、自分自身に繋がる場所でもあるのです。
あなたがあなた自身と出会う為に、体を通じてその為に必要なことを、体を通じて経験していく場です。内なる自分と出会うたびにあなたの人生は、変貌していきます。100年生きていく為に。