今回はセッション9『上半身の繋がりと統合』
前回は下半身を統合して今までの自分の歩き方や歩いている時の力の入れ方が違うことに気がついた。
今回は上半身。
セッションの1週間ほど前に右の肩甲骨の下の辺りを痛めてしまいまだ少し痛みがある状態でのセッションでした。まずはそのことを吉田さんに伝えてからセッションに入っていった。
椅子に座った状態からベッドの上を手でクロスするように伸ばしていく。
左手はしっかり伸ばせるのに右手は上手く伸ばせず伸ばす際に少し詰まりを感じる。
次に吉田さんに背中の広背筋の辺りを開くようにしてもらうとゆっくりではあるけど少しずつ伸びるようになっていく。
次に壁に手を広げてつくようにする。
左手は上手く空間なく開けるけど右手は上手く開くことが出来ず隙間が出来てしまう。
無理やり壁につくようにすると手首の辺りが痛い。
手首から肘にかけての筋肉が開いていなくて余計な力を使って開こうとしているようだ。
一通りのセッションが終わって立ってみると上半身がいつもより軽く歩いてみると上半身に揺れを感じる。
揺れと言ってもフラフラしている感覚ではなく立体的に体が揺れることで上手くバランスを取っているような揺れで今までこの揺れの感覚がなくゆれることなく歩いていた。むしろフラフラ揺れることはいけないことがと思っていた。
前回の下半身の揺れ(特に骨盤)と上半身が揺れることで自然と上手くバランスを取って歩いているので歩きやすい。
そして気がつくと右の肩甲骨の下の辺りが痛かったのがなくなっている。そのことを問うと『ニュートラルに戻れば、痛みや違和感自体なくなってしまうことが多い』と吉田さんは言う。
セッションが終わって1週間経って感じたことはいつもより疲れるところが変わった。
というよりも疲れるところが分散されて
より楽になった。
筋トレをしても同じメニューなのに筋肉痛になるところが変わった。
これは体が正しい位置にあって筋肉の使い方が正しく行われたことで起きたことだろう。
今まであんなに一生懸命筋トレをして来たけどこんなにも筋肉の使い方が変わっていくとは思わなかった。