ロルフィングでは我々の身体はまだ進化の途中であると考えます。
ロルフィングは身体をベースにした進化の可能性の次の段階を考えたシフトをもたらす可能性を含んでいると考えています。統合された身体とは、次第に脳化してゆく社会に対応すべく、統合された身体、体全部で次へとバージョンアップしていく試みとも言えます。
脳という情報装置だけでなく、今までの過去に身体がしてきた体験を全部連れて次にいく感じです。
身体に内在する全てを統合し全部連れて次を模索する、大いなる気づき、そんな風に感じています。
知らないもの、無意識化しているもの、脳だけでないもの、体という全体性を持って自分の現実を体で感じて人間の在り方の基本である身体、10シリーズ後のあなたの身体はどこへ向かっているでしょう。
デジタル化した自分情報でしょうか?映像表現でしょうか?、それともマンマシンシステムとの融合ですか? それとも人間の身体性を全部連れて行きますか? 或いは退化というのもありますね。
我々人間の身体は、分類上、人類学?的な区分けの中では、ネアンデルタールと袂を分けた我々ホモ・サピエンスは新人と呼ばれ、基本的には38,000年前から同じ身体です。
今は亡きネアンデルタールとは、共に過ごした時期があり、ネアンデルタールとは、手を繋いだり、共に暮らしたり、愛し合ったり出来たということです。非アフリカ系の現代人は殆どの場合、ネアンデルタール人の遺伝子をも同様に受け継いでいて、我々の体の遺伝子は4%はネアンデルタールの遺伝子が含まれると言われています。
今、直感的に思うのは、ネアンデルタール人が居なくなったのは、僕思うに進化の先行きを、ホモサピエンスに遠慮して譲ったんじゃないですかねー。
彼らは居なくなりましたが我々の遺伝子の中で生きて、我々の生存をサポートしてくれているようです。
さてどっちの方向を向いて歩いているのか。
そんなことを考えながらセッションを受けて頂けると楽しいと思います。
まだ少し気が早いかもしれませんが、クリスマスソングを貼っておきます。