少し振り返ってみますと、僕がロルフィングを受けたのが2007年の10月ー2008年の2月。
もう14年ほど前のことになります。
今から思うと、これほどまでに自分の人生にロルフィングが関与し、影響を与えるものになるとは思いも知りませんでした。
ロルフィングを受けたことにより僕の人生はシフト開始しました。
現実を変え、自分の在り方を変え、その後もロルファーになるトレーニングを通じて、刺激を与え続け、思えば意識や心も、少しづつ統合してきたように思います。統合というのを調べてみると、日本大百科全書にはこんなことが書いてあリます。
統合とは、社会の成員の間に高い相互作用があり、その成員が共通の社会規範や価値を抱き、共通の権威に対し忠誠を有している状態である。政治の世界では、統合がとりわけ重要な意味をもっている。対立する意見や利益を調整し、協力せしめて、一つの社会としてまとめ、社会に安定や秩序をつくりだすことは、政治の重要な機能であるからである。
つまり身体を一つと考えて、協力させ、安定と秩序を作り出すこと。これが身体統合というロルフィングの目指していることです。身体的なテーマでの統合していくこと、実際に動いていくことで統合は深まっていきます。クラニオでは、身体よりも、リズムや意識的な解放、体の水分に働きかけて、流動させていくことにより、統合している自分を感じていくものです。働きかけというよりは、状態を見守る感じでセッションを行います。
身体が変わると、自分の世界の見え方も、自分自身も、自分の人生そのものが変容していきます。特に今まで変わろうとしても買われなかった人とかには、大きなサポートとなります。自分の人生になろうとする健全性が蘇ります。