ロルフィングは身体教育のプログラムなので、ロルファーからクライアントに教えるスタンスが基本ですが、ボディリーディングしたり、ヒアリングしたり、ただ施術をするだけでなくて、相互のやりとりのかなにセッションを進めていきます。こちらからの一方的ではなくて、相互関係の中、教わることもたくさんあります。
セッションは、一方方向的にロルファーが行うのでなくて、双方向に、クライアントとのやり取りの中にセッションが進んでいきます。この相互関係というのがロルフィングのいいところであり、人によっては面倒臭い部分だと思います。
世の中では、アクティブラーニング、アクティブリスニングという言葉が流行っています。同じようにアクティブな施術と解釈して頂けるとロルフィングセッションのイメージが湧いて来るかもしれません。
アクティブとは、積極的というよりは、教える、教わるという立場に止まらず、相互関係の中に積極的に関わっていくという意味合いが強いと思います。相互関係のアクティブにある時には、学ぶだけでは得られない、学ぶ+気づきという得るものが多い学びの場が形成されやすくなります。主体性、積極性がそれを支えていきます。ロルフィングでもアクティブな中、双方向のセッションを進めていくことを基本としています。