今年引越しを検討しています。引っ越しするといいこと、それは転地効果だと思います。住む場所が変わるというのは色々なものが変わります。旅行以上に転地効果が大きいと思います。
住まい方が今の自分や家族の在り方にふさわしいか、少し気になりだしたのが昨年の3月です。来春娘が大学に入学するのを期に、今の家族にふさわしい場所へ転居を思い、暇を見つけて、色々な駅を降りて、散策しています。住みたい!と思う街に出会えないかとワクワクしながら歩いています。
さて引っ越しするかどうか迷っているのは、今の家もなかなか捨てがたいところもあります。今の我が家で気に入っていることの一つは、家にいて鳥の声が聴こえてくることです。気候の良い時期、ちょうど今日のような日だと、午前中から鳥の声が聞こえてきます。メジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、コゲラあたりでしょうか。隣のマンションへの緑地帯に集まる鳥たちです。借景ならぬ借声です。このシーズンは虫たちも鳴いています。窓を開けているとなかなか賑やかな我が家です。猫も、ベランダ外に現れてます。彼らの通路なんでしょうね。(野良です。最近来てませんね、彼らは気まぐれです)、道にも面してないので比較的静かです。結婚して以来、5軒目で出会った、都会の割に自然が感じられて静かで落ち着ける家です。
家というのは毎日暮らす場所で、自分の在り方に影響しています。振り返れば最初に住んだ家は、大きな街道沿い車の往来が多く、大きなトラックも通り、妻のアトピーの悪化を期に、緑の多い家に引っ越しました。その家は駅から3分でしたが、先は緑地地帯で行き止まり、夜になるとシーンとした場所、あまりに静かで怖いぐらいでした。それも一年も住むと、耳が繊細になり、隣の家の音が気になり始める位。のんびり過ごすにはなかなか素敵な場所でした。公園も多く、娘が生まれた幼少期を過ごすには最適な場所でした。ここでは、少し過剰にガーデニングと家庭菜園をやってました。
3軒目は、都市的低層マンションの1階で庭がありました。大きな木が植わるその庭は、マンション自体の中庭と共に落ち着ける眺めでした。(車道が側だったので車の音がするという側面はありました。)4軒目は同じマンションの別の部屋。こちらも庭があり、しかも静かでした。しかしちょっと手狭で、今の住まいに引っ越してくることになりました。色々な経緯と流れで住まいを変えて来たわけですが、思えば、ガーデニングをやらなくなっていることに気がつきました。来春、この家、次の家かはわかりませんが、ガーデニングを復活したいと思います。
今日はどうでもいい話を書いてしまいました、笑。