10シリーズは、螺旋階段を1周回ったようなものだと、ユニットトレーニングで学びました。最初の場所と同じ場所に立っているけれど以前とは違う場所にいることになると。
大抵の方は1周目のクロージャーで終える人が多いですが、中には2周目、3周目に入る人もいます。他の身体技法、武道や芸事と同じでしょうが、人生にどれだけ深みを求めるかは、人によって違うものです。何事も極めていくのは、キリはないのでしょう。
さて僕自身は螺旋階段を何周回ったことになるのかわかりませんが、この位置に来ると、以前よりも更に統合が進んでいるという場所があることには気がつきます。ロルフィングに出会ってからの何度目かの統合体験をしています。
螺旋階段は登っていくだけでなく、下に下っていく?感じで、自分深くにシンクしていくような感じもします。そしてシンクするほどに、同じようにやっていても、提供しているセッションが深みを帯びてきている感じもします。
これは学ぶこと、というよりは、気づいていくことにより深まりが生まれて来ているような気もします。そして新たに気づいていくことにより、自分の身体も、そして自分という意識も、より自分になってきたな、ただグルグル螺旋を回っているだけではないな、変わってきているなと思います。
アドバンスロルファーになってからは、自分とは違う螺旋を回っている方とも、度々出会うようになり、音楽ユニットのセッションが増えてきたよう思います。