サルサは1960年代後半にニューヨークのプエルトリコ移民が中心になり作られた比較的新しいペアダンス。サルサ音楽に合わせ、通常二人で踊ります。(大勢で輪になって踊るルエダというのもあります。)サルサは男性が全ての動きを決める腰を使ったラテンダンスで、ペアダンスの中ではスピードも速いのが特徴です。
元々はラテンアメリカのものですが、アメリカ人がやるようになって世界に広がっていく中で、本場ラテンのものも並行して流通している感じです。アメリカで売れるというのが世界的になるということでしょうね。現在では世界中に広がり、ラテンブームのダンスカルチャーの1つになりました。日本でもラテンブームに乗っかってサルサの大ブームが2000年代にありました。
踊りのスタイルが幾つかあってL.Aスタイル、N.Yスタイル、キューバンスタイルなどあり、踊りのテンポの取り方が変わってきます。またサルサクラブに行くと、サルサ以外にも、ドミニカのメレンゲ、バチャータ、プレルトリコのレゲトンとかも、かかります。
以上サルサのイントロダクションです。(15年経ってもサルサのことは頭から抜けてませんね、一時期ハマってましたので、笑)
さて、今日来たクライアントさん、と話をしてて、話題にサルサが出て知ってるけど踊れませんということで、
「ちょっとやってみますか?」ということで話が盛り上がり、急遽、セッション前にサルサ初級レッスン。
サルサの良いところは、ペアダンスで、身体的な共感性を作っていくところです。たまにタンゴセラピーという老人ホームで行うボランティア活動をしていますが、手を繋ぐとか、ダンスを踊るというのは、脳の機能回復、オキシトシンによる精神状態の改善、言語によらない共感力のエクササイズになり、身体機能や精神状態の回復のトレーニングとして効果があります。老人だけでなく、一般の人にも、ペアダンスはとてもいいものだと思います。
ただし、社交ダンスでも、アルゼンチンタンゴでも、サルサでも、始めると、皆ハマっていくのが玉に瑕。日本人に関わらず、世界中でどれだけの人がハマっていったのでしょう。そして、体、特に膝や腰を痛めながら、それでも吸い込まれていく、恐ろしい魔性の魅力です。音楽とダンスの組み合わせは気をつけましょう。痛める前にロルフィングでニュートラルな体になってから、笑。
さて2017年版、今時のサルサをリンクしておきます!