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10シリーズの感想 Kさん【ピラティス・インストラクター】

シンプルに、身体が整うってこういう事だよね〜と原点に戻りました。とにかく胸椎が伸びる〜!動く〜!感激です。楽に動くし、動きの方向性がわかります。今まで力づくで固めて身体を使っていたので、それらの癖が逆によくわかります。

 

 ロルフィングを受けたきっかけ

ピラティスの仲間から、「体が中から伸びるからロルフィング受けてみるといいよ」と聞いていました。いつか受けたいと思っていたものの、なかなかきっかけがなく過ごしていました。セッションを受けるにあたって、誰のロルフィングを受けるかという点で、なかなか踏み切れなかったんです。そんな時、偶然パーティーでロルファーの吉田さんと出会いました。お会いした時に、「この人なら私の体を任せられる」と直感的に感じ、その場で10シリーズをお願いしました。

 

 

10シリーズの全体的な感想

体については、今まで自分で意識的に努力して動かそうとしていたところが、頑張らなくても自然に動かせるようになったのが驚きでした。何度も何度も自分で意識しながらトレーニングしてきたことが、セッション後は、動かしにくかった箇所が気持ちよく動くようになったんです。セッション中に見せてもらった筋膜図や、その時に感じたことを思い出すと、体が自然に動いてくれる。そんな体の変化に、本当にびっくりしました。

ピラティスも同じボディワークですが、運動のピラティスと、施術のロルフィングは全く違うものですね。ピラティスは体を意識して変えていくけれど、ロルフィングは無意識に変わっていく。意識しながら体を整えるのと、施術によって無意識だった体の動きを引き出してもらうのは、全く違う体験でした。習慣的に続ける運動としてピラティスは良いものですが、意識できない無意識の部分を感じられるという意味で、ロルフィングを受けると、体の可能性が広がる感じがします。ピラティスでも意識、無意識という概念はありますが、ロルフィングは最初から無意識的に、意識してもできない動きができたんです。

 

体の構造的な動かし方、中から動かすということ、普段の動きの前提を深く掘り下げたような、新しい動きを発見できました。確か第8セッションだったと思いますが、あのセッションでやった全身の体本来の動かし方は、ロルフィングでしか体験できない動きだと思います。セッションを振り返って考えても、体の自由度が全く違います。レッスンをしている時も、受けている時も、動きの伸び感が全然違うんです。レッスンを受けていて、体がすごく楽になりました。

また、ロルフィングでは気持ちの面でも変化がありました。ちょうど自分の存在を見つけたかった時だったのだと思います。自分の内側にいるもう一人の大きな自分が、体はその人の住む家で、その人が「大丈夫だよ」と言ってくれたような、そんな安心感がありました。迷った時に最適な自分の在り方を見つけてくれる、そんな安心感が自分の中に元々あったことに気づけたんです。体の安心感を確認できた気がします。あと、最初のセッションで音がよく聞こえるようになったのも面白かったです。私は電話オペレーターの時代が長かったので、聞かないようにしていたからかもしれません。

 

 

ロルファーの印象

ロルフィングはロルファーによって違うと聞いていますが、吉田さんのロルフィングは、悩みが解決するロルフィングだと思います。体でも、動きでも、メンタル(発想や意識)でも、安心感が増すロルフィングです。今の私に必要なことをしていただいた気がします。セッション中に言われたことも、今の自分に必要な言葉が多く、一つ一つは覚えていないのですが、たくさんの気づきがありました。例えば、「捉え方は表裏あるから捉われる必要はないよ。流せば良いよ」と言われたことが、今の自分にすごく響いています。

ロルフィングに関して、重力、筋膜などは曖昧な理解しかない中、体にある「自分らしさ」みたいなもの、それも含めて託せる人、そんなイメージを吉田さんに感じました。ボディワークは、やはり二人でするセッションだと思います。10シリーズで、今の私に必要なものを引き出してもらった気がします。これからも、その時に必要な身体性を引き出してもらえる気がしています。吉田さんは、その人がその時に必要としているものを引き出してくれるロルファーだと思います。知識も幅広く、体と心でクライアントさんと向き合い、最善のセッションを組み立ててくれているのだと感じました。

 

 

ロルフィングの印象

ロルフィングは本当に不思議です。ボディワークだけど、ただ触れているだけなのに、なんで体の中が変わっていくのか。本当に不思議。痛みのある人だけでなく、どんな人でも受けて良いんじゃないかなと思います。受けたら受けた分、得るものがあると思います。ロルフィングに出会うと、体はこんなに楽なものなんだ!と気づけます。クライアントにとって、健康になりたい、痛みがあるなら解消したい、そんな時に、ロルフィングは素晴らしいアプローチ方法だと思います。頼り方の選択肢としてロルフィングを知っていると、その後の人生が変わると思います。生きていくことが安心できると思います。

ロルフィングは、何に焦点を当てるか、ゴールにするかで、セッションは全く違うものになるんだと思います。今の自分に必要なことに気づき、自分だけで考えていたことに必要な流れを作ってもらえた、そんな気がしています。体や意識が止まっていた人が、自分だけでやっていた時とは違う流れができる気がします。

 

 

最後に

シンプルに、体が整うってこういうことだよね、と原点に戻りました。とにかく胸椎が伸びる!動く!感激です。楽に動くし、動きの方向性が分かります。今まで力づくで固めて体を使っていたので、その癖がよく分かりました。繋がりではなく、部分部分で動かしていたのかもしれません。セッション後に付けていたメモを読み返してみると、体感覚は「広がる」「楽」という言葉が多いです。骨盤帯と胸郭が揺れる感覚もありました。過去の感想も読み返して、その時リアルに感じたことを思い出します。全ての経験が今を作り、無意識化して覚えていることは少ないから、可能性は限りなく広いってことですね。

ロルフィングを受けて、感じるということの幅の広さを感じました。また、吉田さんの言葉で、自分の思い込みをアンワインドして、新しい自分になった気がします。ロルフィングは私にとって「蘇り」「新生、再生」かな。。。言葉で説明するのは難しいですね、その時その時で答えは変わるでしょうね、笑。