マインドフルネス瞑想、流行っていますね。ブログでも何度か取り上げたことがあります。 僕のセッションでもたまにマインドフルネス瞑想を利用することがあります。
マインドフルネスとは、簡単にいうと、今というとき瞬間に目覚めている力です。その今と共にある時に流れるエネルギー状態です。毎日の生活の一瞬一瞬に生きていることに深く触れ続けることのように思います。
マインドがフルであることは、あなたが今ここにしっかりと生きることであり、あなたのまわりの人たちや身の回りで起きていることと一つになることです。
特別なことをすることでなくて、日常生活、例えばお皿を洗っているときも、散歩で歩いている時も、入浴時ににバスタブに入る時もいつでも心と体をひとつに調和させ、行為行動と一体になるような状態です。 座禅している時だけではなく一日のあらゆる場面でも実践は続けることができると思います。
我々の頭は絶えず、色々なことを考え続けます。自分でないことで頭のことがいっぱいになり、時に精神的なバランスを崩すことがあります。そんな時に、少し大きなスタンスでマインドをオープンにして、瞑想したり、行動することは、頭のリセット効果が大きいです。脳内の血流や情報の流れも変わり、気持ちがリフレッシュされます。
これとは別に日本には古来、座禅というスタイルもありますね。どちらも同じようなものですが、マインドフルネスの方が、イメージや主体性が使われるので意識のリセット効果が高いような気がします。座禅の方は、身体性を固定して、投げ出していく、感じることも放っておく、手放していくスタイルで、無になっていく感じですね。
参考までにいうと、いわゆるグルジェフワークでも、「今ここ」に、臨在していく手法として、この二つを紹介しています。なので人間の精神においてはこの二つが、意識的な覚醒の道の王道なんだろうと思っています、
多分僕のするセッションでも、この二つの方法論をとってセッションをしている時があります。
ロルフィングの場合は、リフレッシュやリセットを目的としていませんので、これ以外のアプローチをしています。
それはロルフィングがずっと続けていく習慣的なボディワークということよりも、10回のセッションシリーズとして、身体を統合させていくものだからだと思います。ロルフィングは自然に整うのを見守るだけでなく、ロルファーによる身体統合という意図を伴うものである。ということをお伝えしておきます。