メッセージは、スマホやテレビ、友達や、家族からだけ受け取るものではありません。私たちはそれになかなか気がつきませんが、自分の中からも絶えず届いています。
メッセージに気がつくには、今の世の中は少し騒がしすぎますね。そして情報が多すぎて、私たちの頭が忙しすぎますね。私たちの知覚は自分の外のことにばかり意識を使ってしまっています。
心や体からのメッセージは、方向性を指し示してくれています。メッセージのうちあるものは、気持ちよさ、心地よさ、或いは違和感や痛みなどが届いてきます。
それは体を通じてあなたに届くメッセージです。体からのメッセージはあなたを次に連れて行ってくれるそんなメッセージです。静かな心になって、自分と繋がる時間を過ごしての声に耳を傾けてみましょう。
「目に映る全てのものはメッセージ」、そうユーミンは昔歌っていました。けど、目に映るためには、感じることが必要なのです。知覚が伴わないと、自分の目には映りません。目の前を通り過ぎていきます。
分からないから探し始めます。ずっと外の世界を探し歩きます。見つからなくて、わからなくて、少しづつ自分の外のものと繋がります。痛くないものと繋がります。安心できるものに思いを掛けます。
そして何かに依存するようになります。そして言葉に依存するようになります。そのうちに依存していることさえ、忘れてしまうのです。
あなたにとって大切なことは、あなたにとって本当のことは、言葉では書いてないのです。そして誰も教えてくれないのです。あなたにとって本当のことは、あなたしか知らないのです。
あなたの手にしている美しい花束を見にいきましょう。