以前紹介したアフリカから南米までの人類拡散の道のり「グレートジャーニー」を逆ルートでたどった探検家・関野吉晴さんは、現在武蔵野美術大学の教授。彼の教える関野ゼミで、「カレーライスを一から作ってみる」という試みが2015年から行われこの度、ドキュメント映画になりました。
この映画は、種植えからカレーライスが出来上がるまでの9か月間の記録で、野菜や米、肉、スパイスなどの材料をすべて一から育てるという計画に学生たちと取り組んだそうです。塩も海水から作ったそうです。
「買う」という行為では知ることのできない、全部に関わるという学びがそこにはありそうです。ロルフィングでも10回という回数をかけて体全部にテーマごと働きかけて有機体を再構築していきますが、クライアント自身にとって、体の変化だけでなく全体に関わる学びと気づきの時間です。
実は、最近自分でも、カレー作りに凝っていて、家でもカレー作りを研究中です。カレーは奥が深いです。隠し味にこだわるのがTE2風です。なんか僕のセッションに似ています。