富士見は富士山が見える場所という意味で、中部から関東に多い地名で、70箇所ほどあります。更に富士見坂が6箇所。(渋谷の宮益坂も、もともとは富士見坂と言いました。富士山が見えたのでしょう)富士見橋10箇所。その他学校名など入れると、全部で100箇所ほどに富士見という名前が付きます。富士山は色々なところから見れる(見れた)のですね。
高層ビルも増えましたので、今は富士山が見えない富士見があるでしょうけど、高層ビルからも見えますので、新しい富士見のポイントは、増えているでしょう。名前はついてませんが、また新しいアングルは新しい風景を作っていることでしょう。
古来、日本人の生活や文化、心や風景に繰り返し描かれてきた富士山は、日本を象徴する風景として、原風景となっています。
今日は、小田急線に乗っていましたが、空気の状態が良く、狛江〜和泉多摩川あたりからは、富士山がくっきりと見えていました。ここも新富士見ポイントでしょうね。
富士山が見えるとなんとなく清々しい気分になります。風景を見ることは、脳の健康の為にも大切なことであるそうです。特に自然の風景は、辺縁系が活性化します。(感情や本能、記憶を司る部位)富士山は見るだけで、何かしらのリラクゼーション効果があるのでしょうね。なんか有り難い感じがします。