彫刻で有名なイサム・ノグチですが、その原点には制作の根本につねに身体性への問いかけがありました。20代のドローイング作品には、毛筆と墨による身体素描の大作「北京ドローイング」が残されています。
そして舞台芸術を手がけ、身体の動きと空間の関係を結びつけ、この後に、多彩な彫刻作品へと発展していくのです。その後も出会いとコラボレーションで深めた「総合」への眼差しを持ちながら、独自の世界観と、ランドスケープや自然との交歓へと展開していくのでした。
イサム・ノグチ展観てきました。素晴らしい人生の展開図・ビッグマップをみせて貰った感じです。なんとバックミンスターフラーとも親友だったそうです!
イサム・ノグチ─ 彫刻から身体・庭へ ─
Isamu Noguchi: from sculpture to body and garden
東京オペラシティ アートギャラリーにて 9月24日までやってます。
高松空港のモニュメント TIME AND SPACE