さて、ヒーローたちがどんどんいなくなる現代で、物語として成立する主人公は、誰でしょう?
ヒロイン?悪者?一体どういう物語が現代社会には、ドラマチックな味わいが出て来るのでしょう。いつも自分の人生の主人公になる!と、なんども繰り返している身としては何か提示しないといけません。
新しい主人公は、ヴァージン。そんな説を、映画から読み取ってまとめたのがこの本です。「新しい主人公の作り方」。活性化が求められる現代日本で、サクセスストーリーとなる1つのプロトタイプと考えられます。
ヴァージンの物語を、読んでみると、確かに盛り上がる物語ですが、ヴァージンになるのは、かなり大変です。特に男にとって、ヴァージン的環境になれてない。そんな気がします。
でも人生100年時代、人生の前半にヒーローとして過ごして来た人たちも、人生の後半は、ヴァージンになって、再度物語の主人公を送るのも悪くはなさそうです。ちょっとその気持ちになって、妄想してみましたが、いやーヴァージンの物語は、辛い辛い。ヒーローはヒーローで、大変ですが、ヴァージンは、ちょっとメンタルが、心が辛いです、笑。
僕自身、人生前半は、体現形としては、サラリーマンー起業独立というヒーローの物語。後半は全く新しい視点からのロルファーというヴァージンの物語という体裁はとっていますが、今はステージ10、荒野を彷徨うあたりを、うろうろしているのでしょうかね。いやー本当にヴァージンは辛い、こんなに心を痛めるものだと、想いもよりませんでした。
ヴァージンスタイルで生きて来た女性たちにはすっかり頭が上がりません。
話がそれましたが、そんなかんなで、男性性、女性性、両方持ち合わせた、陰陽バランスのよい人間になっていくのかもしれません。人生後半に向け、自己変容したい方はロルフィングお勧めします。