RCサクセションの忌野清志郎さんと、シャ乱Qのつんくさん。一世を風靡したロックバンドのボーカリスト二人は、ともに喉頭がんに襲われました。
清志郎さんが「歌」を選び、武道館で劇的な復活を遂げ、その1年3ヶ月後、この世を去りました。まさに、夢を追ったロックな生き様でした。
一方、つんくさんは喉頭を摘出する手術を決断しました。
そのときの心境を著書でこう綴りました。「なにより妻と子供のために、僕は生きなければならない。歌い手として声との別れは本当に苦しい。でも、命の代わりはない。僕の代わりもどこにもいない」
どちらもある決断をし、それぞれの生き様を世に示しました。自分で選んだ自分の人生。そこには、いい、悪いは、ありません。
「命を続けながらロックを歌い続ける。」そんな第3の道って無いのかな〜
我々オルタナティブなホリスティックプラクティショナーはつい、
身体知性に聞いたりしながら、夢想しながら、そんなことを考えてしまします。
さて、
ロルファーをしていると、人生の決断の場面に出会うことがあります。
「テツさんだったら、どうしますか?」
考えてみると人生の岐路に立つような状況で、
ロルフィングを受ける人が多いのかも知れません。
人生の岐路で身体の声を聞く。
とてもいいタイミングかも知れません。
さて、清志郎を追悼し、矢野顕子との清志郎のデュエット曲。やはり、この声だから。
声をなくしたつんくの曲を、華原朋美バージョンで。ありがとう、さようなら。