無意識での体の動きの癖や習慣を修正しても、また以前の習慣の中に入ると少しづつ癖を付けてしまうこともありますか?よく言われます。「すごくいい状態なんですが、戻ってしまいませんか?」
ロルフィングのセッションは、脳の中でも習慣的な動きを司る小脳、そして脳幹部に作用する無意識に働きかけるワークです。身体に新しいニュートラルな癖を付けていく感じです。その為に利用するのが重力です。重力との調和を動きの中で計ったりしていくわけです。重力的な調和を計れば、重力を離れることがなければ調整力が働いていますので、身体内の補正下着をきているように筋膜が身体を形付けていきます。なるべく身体知性の知覚で、いてくれればよりその状態が続いていきます。
無意識に入った新しい身体は、少しづつ表層の筋肉の状態、動きまで、影響を与えていきます。長いと半年後まで、身体の変化は変わっていくと言われています。つまりロルフィングセッションは、セッション終わってすぐだけではないのです。ですのでセッション間隔も少し開けて頂いているわけです。
とても基本的なことですが、重力との調和する身体を得る、というのがロルフィングの基本にあります。 そしてまず最初に取り掛かるのが、呼吸の為のセッションです。この世に生まれて最初にするのが呼吸ですので、まず呼吸を楽にします。
さて、今日発売のミスチルの新譜のタイトルは、「重力と呼吸」だそうです。ちょっと気になります。