こんにちは。
ボディを扱うボディワーカーですので老若男女と分け隔てなく一人一人と接します。その意味でも立場的に、中性的、中庸的、そして、時に両性具有的でもあるのでしょう。
気がつくと、たまにガールズトークにも入っていたりします。そこで繰り広げられる話の広がりと深さに、ただただ忖度するわけですが、いい悪いではない、いくところまでいくみたいな在り方は、いい、悪いを付けがちなメンズトークより、動的でシャープ、ボディ感覚満載です。
でも、これからの世の中、ガールズトーク的な心も身体も全部使って生きていくような、身体感覚でのやりとりが大事なんじゃないのかなとも思うボディワーカーでした。
シシド・カフカのステージを観てきました。カッコいい!叩いている姿を横からみるともっとステキでした。思えばカッコいい女性に憧れて生きてきた気がします。そのことに気が付いた時に、この刷り込みはいつ起こったのか、よくよく考えてみると、幼き時代の姉との関係性に起因しているように思いました。未だに第一線で活躍する4つ年上の姉は、小さい時から眩しかった。
彼女の繰り出す、言葉や音楽、ファッションや新しいモノやコト、新しい記号やイメージに翻弄されながら成長した子供〜学生時代、社会に出る時に選んだ業界が広告業界だったのは、今にして思えば、姉からくるものでなく、自分で、自分自身で、新しい文化や記号、モノやコトを生み出していきたいという固有感覚、身体性の渇望だったのかも知れません。
男性性、女性性というのが、性別やアイデンティティと一体になったものでなく、個人の中に両方求められる時代になりました。主体性と共感力を持った新しい個人が、今の社会求められているように思います。新しい個人化をしていく為にも、身体からニュートラルになっていきましょう。他人に求める時代は終わり、自分から主体的に自分になっていく時代、ズレや歪みを感じてませんか?
社会や周りのせいにして葛藤していても同じレールの上を廻り続けます。変われるのは、他人でなく、あなた自身です。