最近15年ほどお世話になっていた歯医者さんから閉院のお知らせが届きました。
始まりあるものは終わりある。確かにそうでしょうが、突然の別れの知らせに、少し感傷的になり、心に響くものがありました。
素晴らしい先生でした。スタッフも素晴らしかった。医院の雰囲気、空気感、間合い、存在、在り方がとても良かった。生まれたものはずっとあるものだと思ってた。でも何事も終わりがあるものです。
思えば、色々な病院にはお世話になってきました。
生まれた病院の先生、骨の弱かった僕が度々お世話になったのは柔道整復師の先生、駅前の歯医者さん、入院した病院の看護婦さん、掃除のおばさん、旅行中のシドニー行きの列車で熱を出し倒れ、たどり着いた内科の先生、我が娘を取り出した先生、痛風になってあまりの痛みに耐えながら駆けつけた病院の先生、先日の胃カメラを担当された先生、思い出せば、数十人もの病院の先生たちに、そして彼らの技術と笑顔に、救われて、この歳まで、五体満足で永らえてきました。
気がつけばアメリカのホリスティック医療プラクティショナーの資格であるロルファーになっていて、ある面では、身体改善させていく立場でもあります。しかし、これまで人生で出会ってきた病院の先生や医療関係者の方々と、同じ枠に入るのは、自分的にはちょっとおこがましいと感じてしまいますが、出会ったクライアントとは、しっかりと向かい合って、自分にできるものは全て出してセッションに臨みたいと思っています。
毎年何名か、お医者さん、医療関係者たちもロルフィングを受けにきてくれますね。
さてハガキにはこう綴られています。
開院以来、地域に密着した親しみやすいクリニックを目指し診療を続けてきましたが、建物の老朽化と院長の高齢化の為、本年末を持ちまして閉院します。
**先生。15年お世話になりました。そして開院から42年間、お疲れ様でした。
ありがとうございました。あなたに救われた患者はたくさんいると思います。お元気で。
さて 少子高齢化のニッポン、これから全国でこういう場面が繰り返されて行くのでしょう。
現実を受け取らなくてはいけませんね。日本社会は、今変革中です。
東京では実感が湧いてくるのはまだ10年ほど先になりましょうが。それは今後の政治の在り方にもよりますね。
さて歯医者といえば虫歯、虫歯ポーズ知ってますか?
小顔効果があることからモデルやプリクラ、インスタなどで広まっています。
頬の横に手を当てるポーズ。
虫歯を痛がっているように見えることからそう呼ばれるように。
あなたも写してみよう虫歯ポーズ。