複数のセッションで、何度か視覚的な変化があったことです。具体的にいうと目に映る景色が絵画的に見えるようになったことや、今まで見たことのない感じの立体感を持って見えてきたことです。
これは視覚そのものというよりも、体の側面や背後が統合されていくことにより感じるようになったという風な説明を受けました。
変化は色々ありますが、まず顔が変わったこと。特に第7セッションで、目鼻立ちが立ち、顔にメリハリがついてスッキリしました。家に帰り私の顔を見た妻が違う人になった!と喜こび、記念写真を撮りました(笑)(→全文)
(ロルファー コメント)
ボクシングにより網膜剥離に、片目の視力を失ったクライアント。見る楽しみ、視える喜びを、もう一度感じて欲しい!そう思ってシリーズを組み立てました。身体的な再構築に加えて、脳が視覚を補正していく能力を様々なやり方で活性化しました。色々と身体の奇跡は起こりました。
先日テニスに行った際も、軽い脳拘束を起こした方がいて、右目が広い範囲で欠落する盲点が存在しました。
自宅だと問題なく補正されていましたが、慣れない場所での統合作業が追いつかず初日のテニスは、空振りばかりでした。
しかし二日目は、脳がパターン認識が追いつき、見事にストローク、サーブ、ボレーをこなしていました。
身体の底力を感じました。身体は、何才になっても可能性に満ちています。
諦めない心が、身体を次へと紡いでいきます。