今日いらしたお客様に教えて頂いた曲、ネマムササ。今日のセッションは、ネマムササを聴きながら始まりました。
アフリカ南東部、ジンバブエのショナ族に伝わる伝統楽器ムビラ。両手の親指を使って弾く事から、祭礼や儀式の時に、先祖の霊や精霊と交信するために演奏される神聖な楽器でもあります。ムラビは、精神を鎮静させる効果があります。又、ダンスミュージック、トランスミュージックにもなり、人の意識を異次元にいざなう役割もするそうです。
ショナ族には、日本と同じように先祖信仰があり、作物の不作や、何か悪い事が起こると、先祖にアドバイスを求めて儀式を行います。ムビラの演奏で霊媒師がトランス状態になり、先祖の霊が乗り移ると、集まった人々に忠告などを与えます。この儀式は神聖な部分もありますが、堅苦しいものではなく、日本の盆踊りに例えられる楽しいイベントでもあります。
ムビラ音楽に乗って人々は一晩中踊って楽しみます。「ネマムササ」は子どもも大好き。夜眠るときにひくと喜ぶそうですよ!
ご紹介します。