その昔、広告批評を主宰された天野祐吉さんの書く文章が好きでした。
朝日新聞に連載していたコラムを毎週楽しみにしていました。
時代を映す鏡として、その時の旬なコマーシャルから「時代」を斬っていました。
そういえば、時代って最近言いませんね。
多様化した現代では、全ての人に共通した時代っていう感覚が、括りは
なかなか作りにくいのかもしれません。
元号が令和になり3年目。
平成時代と題した括り、検証が度々されています。
こうして終わりを作ると時代として括られるような気がします。
令和時代の空気感、括られた中、
昭和生まれの皆様、平成育ちの皆さま、身体的な、あるいは人生や在り方に違和感を感じていませんか?
違和感はそろそろロルフィング適齢期かもしれません。
10シリーズは字のごとく10回で終わりのシリーズです。区切りが曖昧になり、時代感も感じにくい時代に、閉じ切ることの意味を感じ直すにはとてもいい機会だと思っています。
間延びした自分、拡大しすぎた自分を手放せなくて、ふわふわしたり、ぐるぐるしたりしてませんか?
そろそろ本来の自分に戻って、新しい身体で、令和時代を生きていってほしいと思います。
日本も成熟国、戦いは終わり平和な時代を迎えました。
戦うための重い仮面、鎧は外しましょう。
そんな体だということさえ気づかずに生きることだってあります。
身近な関係性も、対抗心や対立、孤立でなく、共存共栄の柔らかい、力強い在り方が求められています。
新しい日本は、あなたの笑顔と力、そして行動を必要としていますね。