映画出来ました!今回はセルフドキュメンテーション、自分の人生の再生と変容の物語です。
自分をコンテンツとして、再構築していく自らの物語を作品化してみました。普段はセッションで扱っているテーマの1つでもありますが、今回は、映画表現で。素材として自分も出て、コンテンツとして自分を使いました。 ロルファーになってから僕と出会った方なら、楽しんで頂けると思います(^^)v
コンテンツ的には、昨年19才になった娘の誕生や成長、父や母との関係、その度にリズムを変えてきた僕の人生が描かれている創作です。ドキュメンタリーって創作なんですか?って思うかもしれませんが、映画でドキュメンタリー論というのがあり、それを学ぶ時に、主体者の視点から見た真実を扱うのがドキュメンタリーであると学びました。
つまり、
「事実」とは人の意見の介在しない客観的に見た事象そのものを指します。
「真実」とは人それぞれにある主観や考えに基づいた結論や考えを指します。
この2つは違うものであるということを、自分のコンテンツとしてどこかで知る時がくると思うのです。
言葉と実態は違うということで人生には真実の物語の再構築が必要な時があるのです。
これはトラウマや思い込み、ブロックなどにも関係しています。
本当は1時間半くらいにしたいところですが、映画というフォーマット、それから評論家や映画製作者の講評を経て紆余曲折の末、カットされまとめ上げた30分の作品です。
自分の過去を見れば、これまでWEBとか雑誌とか作ってきたわけですが、映画となると、作品なわけで、クライアントの意向もなく自己表現ですので、まず何をテーマにするかあたりから悩み出し、ダンスや風景など撮ってみましたが、卒制にあたり、そういえば整理されずに残っていたホームビデオが大量にあるなと、それを元にした映画的にいうとファウンドフッテージ的、試写を見た友人によるとロマンチックな(?)セルフドキュメンテーションです。自分の過去に感情移入しすぎ編集作業は難航しましたが、自分に節目を付ける意味でも完成しようと思い、夜な夜な取り組んできました。1つの作品として、そしてアウェアネスコース、Rebornシリーズのサンプルとして、お楽しみ下さい(^^)v
さて映画館でも上映します。
明日から、渋谷のイメージフォーラムシネマテークにて。(割引券下記ご利用下さい。)
詳細 http://www.imageforum.co.jp/cinematheque/1015/index.html
会場 http://www.imageforum.co.jp/theatre/access/
他の若い作家さんたちの作品は力作が多いので上記上映も楽しめると思います。 映像表現だけでなく、すでにインスタレーションやパフォーマンス、造形作家としてで活躍されている方の作品もあります。将来が楽しみな新しい監督たちです。 夢があることは素晴らしいことですね。
なお、映画化でカットした部分含めた、Regeneration(完全版)として、4月以降サロンにて公開します。コースの説明会や、体験会などで、ご披露できればと思います。完全版が観たい方はそちらでもどうぞ。
今週の映画館上映が終わったらあたりで案内します。