こんにちは。先日トーキングヘッズのサイコキラーをご紹介しましたが、サイコキラーの曲と同じ記憶のレイヤーにあったこの曲が闇から蘇ってきました。Tom Tom Club - Wordy Rappinghood(日本のタイトル「おしゃべり魔女」)1981年の世界的な大ヒット曲です。
当時は気にしてませんでしたが、改めて歌詞を読んでみると、言葉に関して歌うラップでなかなか意味深な歌詞です。グーグル翻訳にかけてみました。
価値がある言葉は何ですか?
価値がある言葉は何ですか? - ことば
論文中の単語、本中の単語
テレビの言葉、詐欺師の言葉
慰めの言葉、平和の言葉
戦いを止める言葉あなたに何をすべきかを告げる言葉
言葉はあなたのために一生懸命働いています
あなたの言葉を食べなさい、しかし空腹にしないでください
言葉はいつも私をほとんどハングさせてきた
価値がある言葉は何ですか?
価値がある言葉は何ですか? - ことば
ニュアンスの言葉、スキルの言葉
そしてロマンスの言葉はスリルです
言葉は愚かです、言葉は楽しいです
言葉は実行にあなたを置くことができます
価値がある言葉は何ですか?
価値がある言葉は何ですか? - ことば
速いペースでラップレースです
具体的な言葉、抽象的な言葉
クレイジーな言葉とうそをつく言葉
漠然とした言葉と死にゆく言葉
信仰の言葉とまっすぐに教えてください
まれな言葉と言葉を誓う
良い言葉と悪い言葉
その後90年代にパソコンの登場によって情報革命が起こり、我々は洪水のような言葉によって価値多様化の時代、カオスの時代を迎えていきますが、ポップアートや音楽のサンプリングなど、既存の意味や価値体系を破壊するようなものが、意味もわからずにワクワクしたものです。今やアーティストだけでなく、全ての人が情報機器に囲まれ、発信するような時代になり、デジタル化された環境含めた多層世界に多くの言葉やイメージが、我々の無意識の中に溢れかえっています。さて我々は、かじった林檎の中で、ずっともがき続けるのでしょうか。身体の重要度はかえって高まっているようにも思えます。
ライブバージョンで紹介します。