未来が見える。というと、びっくりするかも知れないですが、セッションを通じて僕の話すことは、未来を見通していることがあるそうです(→感想)
他人に見てもらわなくても自分で自分の未来を見通せている時は、あるものです。僕にもそんな時が何度かありました。娘が誕生した時とか、起業する少し前とか、ロルフィングを受けた時とか。時間の流れが変わって、今と未来がフォログラフィックに映像化されてみえました。まさにビジョンです。
「えっ、そんなの無いよ」という人は、想像すると、何か別のものに夢中になっていたり、意識が分散していて、前を通っても気がつかなかったり、ビジョンのスピードが遅過ぎて、早すぎるあなたの意識には気がつきにくかったり。
世の中は、楽しそうなものたくさんありますし、また見た目良さげなものに、心奪われてしまい、自分のビジョンに繋がりそうな大切なものと出会うのを忘れてしまっているだけかも知れません。あと人間関係に巻き込まれていてそのコントロールドラマの中のマトリックスを生きていたり。
レオナルドダヴィンチの言う通り、幸運の女神は、気が付いた時に、パッと前髪を掴むのが良さそうです。(女神って言葉の中ではなくて本当に人生に現れるんですよ!)そしてすごく自分に集中している時は、ビジョンと共にあり、その人は、未来永劫と共にあると思います。
さて、体には今まで経験してきたこと、過去が書かれていて、セッションをしていて、ちょっと気が付いたことをボソッと僕がいうと、ハッとする人が多いです。僕は特に意図もなく、体に現れているパターンを説明している時でも、当人にとっては、何か、忘れていたことを気づいたりするようです。そうですね、体は、あなたがしてきたことをずっと一緒に経験してきたわけですから、あなたの生き証人です。体は嘘つけません。そういうボディリーディングの断片情報や、その方の何気なく話されることを、統合的に繋げていくと、占いのようなことになっている場合もあるのでしょうね。ということで、過去は身体から、未来はブロックの向こう側のイメージから見ていきます。
自分にニュートラルでいるのは、半分、体に意識、半分今目の前にあるもの。意識としては、半眼の瞑想状態のような意識が、自分自身が一番見えている状態と言えるのかも知れません。ボディワーク的にいうと、座禅でいう半眼でもいいですし、周辺視野的な視線を取り入れてもいいです。どちらでもいいので眠らない方で。(眠ってしまうとそれは何かに夢中になっているのと同じく夢の中です。この視覚的なニュアンスでいう中心だけにならず周縁という境界線にも立っていることが大事です。)
時に自分で無くなっても、自分になり過ぎても、ちゃんと戻ってこれる場所、自分の家、自分のポジションがあるかないかで、安心感とか安定感は変わってこれるものです。体のニュートラルポジションを大切にしてください。車でもニュートラルというギアポジションがありますものね。ニュートラルがどこだかわからなくなったら、それは大変なことになってしまいます。現実を見る目も変わってくる気がします。