変身モノのテレビ番組で育ったせいか、危機の時、変身するのが当たり前に思っていましたが、平成時代は、平静であれば、変身することが望まれない、そんな社会だったかも知れません。
令和になりました。あなたに危機はやってきていますか。もし何かしら、危機にいるのだとしたら、「自分」は変身することが望まれているのかもしれません。
さてウルトラマンにしても、仮面ライダーにしても、変身するのは男のヒーローでしたが、セーラームーンあたりから変身するのは、女の子が主流になり、スーパーヒーローは男から女の子の時代にすっかりなりました。(セーラームーン以前にも、古くはキューティハニーとかありますがあれは多分男の子向けの気がします)そう、女の子も変身するのが当たり前の時代が予告されていたのです。
こうしたアニメや特撮の番組は、単純にテレビ番組ではありますが、子供の頃に見ますので、意外に無意識に入っています。そして、ずっと大人になった後も、その人に影響を与えていたりします、無意識に。そして意識が深くなっていくと、そのコントロールドラマに気がつくことがあります。もちろん、普段は表層意識で生きていますから、そのドラマは現れませんが、危機になったり、状況設定が揃いますと、無意識から飛びでして来ることがあります。目に入るものというのは、印象やイメージを無意識に焼き込んでいくのですね。
身体や意識の奥の方には、表層意識が知らない小さい声の自分がたくさんいそうです。無意識の自分って奥深いですねー。抑圧の大きい人ほど深層は賑やかです。時間の止まった世界は、年齢が増えるにつれて賑やかです。お祭りのような人もいます! 自分に近いところだけでも少しでも整理すると自己コントロール能力が上がり、生きやすくなっていきます。固めや葛藤を減らし自分らしさに気がついていきましょう、それは身体でもそうだし、心(マインド)でも関係性でも一緒です。
都市生活と家庭生活に違和感、感じてませんか
セーラームーン世代の皆々様も、そろそろ変身の時かも知れません。あなたが変わればあなたの周りの人、みんなが変わる。
女の子と書きましたが、女の子マインドです。女性性を投影する時代になったと言えます。男性も内なる女性性に気がつく新たなる自分が生まれてくるかもしれません。自分は1つでなくて、構成を少し変えていくことだって出来るのがマインドの面白いところです。