国立歴史民族学博物館の先史・古代ゾーンの展示が新しくなったと聞き、訪れてきました。3万7千年前に日本列島に人類が出現してから、7世紀末~8世紀初頭に古代国家「日本」が成立して、10世紀に中世の姿を見せ始めるまでの約3万6千年間の展示という壮大さ、縄文、弥生、古墳とかこれまでの括り方を超えた新しい歴史観を感じる展示に色々な新しい気づきを得ました。
縄文人のワーク&ライフの展示。それから7世紀頃から、時間の支配、空間の支配が進んだという展示あたりが一番興味がそそられました。
日本の歴史もこうして書き換わる訳ですから、自分の歴史も少し解釈を変えたり、書き換わってもいいのだと思います。日本は、近代化、発展的、進歩的な時代を経て、統合的、多様な価値を受容していく時代を迎えています。時空の支配に気が付いて、自分らしさを生きる魂が求められています。
写真は、近くの川村美術館の庭園にいた白鳥の親子です。新しい家族の姿、微笑ましく眺めました。8月になってますが順調に育ってました!
http://kawamura-museum.dic.co.jp/topics/2019/763/