先日、身体の癖は職業で作られているのではないだろうかと書きましたが、日に日に職業の影響というのが大きいとシミジミ感じています。
身体も、もちろんそうですが、考え方や発想まで、仕事をベースとしたその人になっていく気がします。身体と整えていって、どんどん楽になっても、最後の部分で、その職業的な動きの癖を離れるのが難しい人もいます。
考えてみれば当前ですよね、その仕事を続けているわけですから、生活習慣や動きが全部変わる訳ないですよね。でも、そのことに気づいたり、ちょっと工夫したりというのは出来るように思います。気をつけている、ロルフィング的にいうと無意識化してしまうと、大きく変わっている自分に気がつけます。また10シリーズを受ける中でやりたいことに気が付いて、新しい仕事へと、ステップアップされていく方も多いです。
考え方だけでなく、身体から変わっていくということは、自分を動かしていく時の強力なリソースとなります。これまで出来なかったこともが出来てしまう。考え方でなく、行動することを強力にバックアップするのが身体ですね。
さて、僕は今、来月の講座のプログラムや、新規メニューを作りながら、一人で、あーでもない、こーでもないと言いながら、パソコンに向かっています。遠目にみると、ちょっと独り言をいったり、コミカルな動きをしている、ちょっと変な人に見えるかもしれません。企画に詰まると、歯医者に行ったり、ヨガに行ったりして過ごす。そんな感じです。なんか身体的に懐かしさを感じました。
その昔、広告の企画を作っている時は、いつもこのような感じだった気がします。前は企画を作るのが仕事でしたので、パソコンの前で独り言を言いながら、立ち上がったり、歩いたりしながらプランニングしてました。アイデアに詰まると、スポーツクラブに行って、ヨガをしたり、プールに入ったり、ジャグジーに入ったりして、気分転換をし、そして仕事に戻り、机に向かいました。
作る企画は動き出すと、大勢を巻き込みながら、現実世界で動いていく訳ですが、基本プランニングは一人の作業、たまにするブレストが仕事場での息抜きを兼ねていて、スポーツクラブでの行動は、気分転換や発想転換になっていたように思います。
やり方を模索しながら、落ち着いてきた、「プランニング→ブレスト→スポーツクラブ」というスタイルは、20年以上続き、この世界に沢山の仕事を作り出していったのでした。広告業界以外の人には分からない環境や関係性を構築しながら、自分のスタイルを生み出したのでしょう。
今は身体と意識の楽と自由を作るというロルフィングというボディワークを提供しておりますが、基本の部分は、あまり変わってないのかもしれません。仕事と息抜きと気分転換が、一度バラバラになり一度カオスとなり、再構築してきたスタイルかもしれませんね。
職業の影響は大きけれど、再構築というやり方があることをお見知りおきください。
職業(立場)が変わる。在り方が変わる。違和感や葛藤を突き抜ける。新しいやり方を探し続けている。そんな時に、10シリーズ、アウェアネスシリーズを、自分のセカンドオピニオンに活用するとよいと思います。強力なリソースとなります、身体って。
懐かしいCMです。(え、30年前か!)
表現が自由ですねー、今だと炎上でしょうかね。。。
知ってる人、いらっしゃいますか?(^^)v